2006年03月26日
UCSカードがEdyチャージのポイント付与を中止
UCSの公式サイトに3月24日の日付で「Edyバリューチャージに対するUポイント付与の中止について」というタイトルでenta card(エンタカード)のEdyチャージポイント改定が告知されました。
お知らせの内容は以下のとおりです。
UCSカードでは今年の1月に「entaカードをご利用の会員様へ大切なお知らせ」というタイトルでenta card(エンタカード)のEdyチャージポイント改定が告知され、その後8月頃に延期になったことがあり、このBlogでもenta card(エンタカード) Edyチャージ ポイント改定という記事に取り上げさせていただいたことがあります。
今回は告知が3月24日で、実際の改定が、その翌日の3月25日という急な展開ですし、すべてのカードが対象外になるという、陸マイラーにはかなり厳しいものになっています。
告知に「なお、カードのご利用にあたっては、当社が定めるご利用可能枠の範囲内でご利用いただきますようお願い申し上げます。」という文章があることからEdyチャージで利用可能額を超えた支払いがおこなわれ、UCSから見て、それが無視できない量になったために急に対策を行ったように見えます。
ポイント改定後の対応について、まとめてみたいと思います。
お知らせの内容は以下のとおりです。
- Edyバリューチャージに対するUポイント付与の中止について
平素は、UCSカードをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
UCSカードで、Edyバリューをチャージいただいております会員様に下記のとおりお知らせ申し上げます。
弊社は、Edyバリューが電子マネーであるという特性からUCSカードでのEdyバリューチャージに対するUポイント付与に関して、3月25日(土)のご利用分より、Uポイント付与の対象外とすることに決定いたしました。
対象となるカードは、弊社が発行するUポイントプログラム対象カードすべてでございます。
なお、カードのご利用にあたっては、当社が定めるご利用可能枠の範囲内でご利用いただきますようお願い申し上げます。
何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
今後とも、UCSカードをご愛顧賜りますようお願い申し上げます。
以上
平成18年3月24日
UCSカードでは今年の1月に「entaカードをご利用の会員様へ大切なお知らせ」というタイトルでenta card(エンタカード)のEdyチャージポイント改定が告知され、その後8月頃に延期になったことがあり、このBlogでもenta card(エンタカード) Edyチャージ ポイント改定という記事に取り上げさせていただいたことがあります。
今回は告知が3月24日で、実際の改定が、その翌日の3月25日という急な展開ですし、すべてのカードが対象外になるという、陸マイラーにはかなり厳しいものになっています。
告知に「なお、カードのご利用にあたっては、当社が定めるご利用可能枠の範囲内でご利用いただきますようお願い申し上げます。」という文章があることからEdyチャージで利用可能額を超えた支払いがおこなわれ、UCSから見て、それが無視できない量になったために急に対策を行ったように見えます。
ポイント改定後の対応について、まとめてみたいと思います。
UCSポイント改定後の対応
エンタカードはJALマイルへの移行上限が年40,000マイル(年間200万円の決済)のため、使い分けが必要ですが、JALマイルを貯める陸マイラーとしてははずせない1枚でした。UCSのその他のカードのマイル換算率は100円=1マイルですが、entaだけはポイントが2倍で100円=2マイル換算になるからです。
今回の改定ではEdyチャージがすべてポイント付加の対象外になりました。
JALと提携しているクレジットカードでもっともマイル換算率が高いのは100円=3マイル以上をためることができるP-oneカードゴールド(Master)とP-oneカードシルバー(VISA Master)です。
P-oneの発行元であるポケットカードの弱点はEdyチャージができないということでした。
改定後のentaではEdyチャージは可能ですが、ポイントがたまらないので、陸マイラー的にはP-oneと同じ扱いになります。
現在、entaをメインで使われている方はP-oneに乗り換えてしまったほうが良いということになります。
P-oneやEntaと組み合わせるEdyチャージ可能カード
ANAマイルもためている陸マイラーの場合はEdyチャージはマイ・ペイすリボにしたANA Cardでおこなうと良いでしょう。JALマイルのみをためている方の場合はダイエーグループの優待がおトクでキャンペーンが多いOMCカードが良いと思います。
たとえば、本日(3/26)は3月の第4日曜日なので、OMCカードのご優待デーです。
第4日曜の優待は「OMCカードで5%割引」です。
管理人は今日もダイエーグループのマルエツに5%割引を目当てにお買い物に行く予定です。
お近くにダイエーグループの店舗がない方でも毎月第2・第4日曜日にダイエーネットショッピングでOMCカードをつかうとポイント5倍になります。
ダイエーネットショッピングはスーパーのダイエーが運営するネット通販サイトで、このblogでも、なんどか、ご紹介しています。
たとえば5,000円のお買い物で通常なら50マイル分ですが、本日(3/26)なら5倍の250マイル分のポイントが獲得できるわけです。
OMCカード自体にキャンペーンが多く、キャンペーンだけでも年間で数千マイルほどは楽にたまります。
OMCカードをお持ちでない方には、このカードだけの特典も多いJiyu!da!をおすすめします。
Jiyu!da!は最近は管理人もメインで使っているカードです。
「Jiyu!da!」のポイント還元率は以下のようになっています。
- ダイエーグループ 毎月第2・第4日曜日の利用 100円=1マイル+5%OFF
- ダイエーグループ 毎月1日・第1日曜日の利用 100円=4マイル
- ダイエーネットショッピング毎月第2・第4日曜日利用 100円=5マイル
- 携帯電話料金 100円=3マイル
- 海外利用 100円=3マイル
- その他 100円=1マイル
Jiyu!da!の詳細については「OMC Jiyu!da!(VISA)」でまとめていますのでご覧ください。
OMCの「Jiyu!da!カード」ご入会はこちら↓から
今回の記事ではとっぷがんさんやUちゃんさんから速報をいただきました。
とっぷがんさん、Uちゃんさんありがとうございました。
これからも、よろしくお願いいたします。
UCSカード以外のJAL提携クレジットカードについて、関連記事をどうぞ
2006年03月25日 作成
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この記事へのコメント
1. Posted by yancan 2006年03月26日 11:19
この措置は、entaがユニーでの発行元の親会社で、
Edyインフラが整っている名古屋地区が本社であり、
entaでのEdyチャージが他の地区よりも異常に多かった
のでは、と思われますがどうでしょうか?
Edyは、ANAが推進している電子マネーで、Edyチャージで使用された
分は一部ANAに収益が行くはずなので、entaからのチャージ分の収益
でJALマイルの返還分を補えないはずですし、実質JALはタダで特典を
うけられてしまうのでJALからクレームも入った可能性も考えられます。
Edyのおかげで、マイルのねじれ現象がおきて、Edyの使用がえげつないものが目立てば他のカードにこの制度が波及していくのでは?。
陸マイラーのEdyの扱いはモラルが求められているとも思われます。
Edyインフラが整っている名古屋地区が本社であり、
entaでのEdyチャージが他の地区よりも異常に多かった
のでは、と思われますがどうでしょうか?
Edyは、ANAが推進している電子マネーで、Edyチャージで使用された
分は一部ANAに収益が行くはずなので、entaからのチャージ分の収益
でJALマイルの返還分を補えないはずですし、実質JALはタダで特典を
うけられてしまうのでJALからクレームも入った可能性も考えられます。
Edyのおかげで、マイルのねじれ現象がおきて、Edyの使用がえげつないものが目立てば他のカードにこの制度が波及していくのでは?。
陸マイラーのEdyの扱いはモラルが求められているとも思われます。
2. Posted by コスモ 2006年03月26日 14:39
entaカードで、edyチャージしても、マイルが、付かなくなって
とても、残念です。
これから、他のカードも、ルール改悪されないように、
祈るばかりです。
とても、残念です。
これから、他のカードも、ルール改悪されないように、
祈るばかりです。
3. Posted by masa(管理人) 2006年04月05日 07:33
yancanさん、コスモさん こんにちは
コメントありがとうございます。
私自身はEdyチャージが可能で100円=2マイルの還元率のカードは少ないので、そのために利用が集まったと推測しています。
カード会社は各航空会社からマイルを購入しているようです。
力関係によると思いますが購入価格は1マイル2〜4円程度だそうですから、Entaの場合、カード会社が得ている利用手数料より負担が大きいはずです。
赤字になるようなサービスは継続して続けられないということでしょう。
UCSの場合は極端に対策されましたので、これで利用者がかなり減るでしょうね。
コメントありがとうございます。
私自身はEdyチャージが可能で100円=2マイルの還元率のカードは少ないので、そのために利用が集まったと推測しています。
カード会社は各航空会社からマイルを購入しているようです。
力関係によると思いますが購入価格は1マイル2〜4円程度だそうですから、Entaの場合、カード会社が得ている利用手数料より負担が大きいはずです。
赤字になるようなサービスは継続して続けられないということでしょう。
UCSの場合は極端に対策されましたので、これで利用者がかなり減るでしょうね。