2007年06月10日

「最新・最短ルートで目指せ! ポイント長者」日経トレンディ 7月号 特集記事レビュー

Blogを書き始めてから、記事の参考にするため、マイレージ・ポイント関連の本や雑誌の特集記事は目を通すようにしています。
皆さんの参考になることもあると思いますので、読んだ本や雑誌の特集記事にはレビューを書いてお届けしています。
参考カテゴリ:陸マイラーの参考書

今回ご紹介するのは日経トレンディ2007年7月号(2007/06/04発売)の特集記事
「最新・最短ルートで目指せ! ポイント長者」(56ページ)です。

日経トレンディは個人生活を刺激する流行情報誌です。
商品やサービスの最新ヒット情報、売れる商品作りの裏側などの先端情報が豊富です。
新製品の性能テスト、実勢価格比較などの「検証記事」は管理人もいつも感心しています。


日経トレンディ2007年7月号 ルールが変わった! 裏ワザも変わった!

最新・最短ルートで目指せ! ポイント長者

ANA、JAL、楽天、電子マネーetc.
集約ゴール別の最強ルートを大発見!
ルールが変わり、裏ワザも変わった今、誰よりもうまく特典を獲得するには、ひと工夫を凝らすことが何より重要だ。
「ポイント交換マップ」最新バージョンとともにポイント長者になる秘策を余すところなく掲載する。



レビュー 日経トレンディ 2月号「クレジットカード最強の「2枚」!」と同様に今回も力の入った特集記事ですね。
この特集記事については、日経トレンディ編集長の北村森さんが、本日のTRENDY's Voiceでも取り上げています。

(6/6)夏のボーナスを使う前に……より

 ポイントサービスを巻頭特集で大きく扱うのは昨夏以来ですが、この1年ほどの間で、ため方も使い方も本当に大きく変わりました。
Suica、 PiTaPa、そしてPASMOなどに代表されるICカード乗車券が一気に普及。
どのクレジットカードを使ってチャージ(入金)するかで、ポイントのたまり具合は違います。
そのことを知っているかどうかで、最後には獲得ポイント数に大差が出てしまうのです。

 今回の特集では、ポイントを集約するゴール別の「最新・最短ルート」を調べ上げ、詳しく紹介することにページを割いています。
具体的には、ANAとJALそれぞれのマイレージ、楽天やYahoo!などのネット通販ポイント、ヤマダ電機やビックカメラなどの量販店ポイント、そして存在感が増してきた電子マネー、これらへの上手なポイント集約ノウハウをまとめました。


記事の内容

今回の記事ではポイントをマイレージに交換することで特典航空券やアップグレードをねらう”夢”をためるユーザーと、身近な商品をポイントで手に入れたり好きなものを電子マネーで買う”リアル”をためるユーザーというポイントをためる目的を2つに分類しています。
ためる目的によって「航空マイレージ」「ネット通販」「家電量販店」「電子マネー」への最もトクになる最短ルートをまとめるという切り口になっています。
また、同じ商品を買う場合でもそのルートによって獲得できるマイルやポイントに差が出ることに着目し、「消費活動すべてでポイントを残さず稼ぐ方法」もまとめています。

ANAマイレージ ⇒ マイルを一度に「三重取り」する技を駆使

  1. ANAカードからEdyにチャージしてカードのポイント
  2. ANA Edyでの支払いでANAマイル
  3. ポイントカードとの2枚だし

というパターンでマツキヨとファミリーマート(秋にTカードを導入予定)の2枚だしをあげています。
(記事中ではファミマTカードを推奨していますが、通常のTカードかキタムラTカードなどクレジット機能なしでいいと思います)

また、ANAカードの特約店である紳士服のはるやまやコナカでの購入でANAカードを提示してANAのショッピングα分のマイルを貰い、実際の支払いはANA Edyで支払うというパターンも紹介されています。
その他、レストラン(楽天ダイニング)やタクシー、ホテルなどの決済でもっともマイル・ポイントが多くなる方法をまとめています。

●エアラインの上級会員にわずか5万円でなれる方法!?

タカシマヤゴールドカードでは高島屋の40,000ポイントをマイルに交換するとANA搭乗特別会員になれます。
特別会員の特典は以下の通りです。

  • マイル特典 搭乗マイルを50%アップ
  • 予約時 空席待ち優先取扱い、ANA国内線前方座席指定サービス
  • 空港・搭乗でのサービス 国内線空港ラウンジのご利用(会員本人のみ1回1,000マイルで利用可)国際線無料手荷物許可量の優待

タカシマヤゴールドカードに入会(年会費1万5千円)し、高島屋お買い物券を4万円分購入し、それをすべてタカシマヤゴールドカード経由でマイルにすることでANA搭乗特別会員になるという方法です。
このサービスは一時期タカシマヤゴールドカードの案内に「ANAブロンズサービスメンバー」と同等のサービスが利用できるという記載があったのですが、現在は「ANA搭乗特別サービス」に変わっており、ウエブのご案内にもお詫びと訂正の記載があります。
したがって本当の上級会員ではないんですが、上級会員相当の資格は買えるわけですね。

JALマイレージ ⇒ 「マイル3倍の特約店」を探し出せ

JALカード特約店とeマイルパートナーの両方に加盟しているネット加盟店を利用することでJALカードで100円=3マイル獲得するという記事ですね。
対象はネット通販のベルメゾン、ディノス、オンライン書店のビーケーワンです。

また、ローソンでJMBローソンパスVISAJMBローソンパスVISAと決済用のクレジットカードを使い、ローソンポイントとクレジットカードのポイントを両方ためるという2枚だしパターンも紹介されています。

ネット通販ポイント ⇒ 寄り道こそが、ポイント獲得への近道

楽天市場や、Yahoo!、ベルメゾン、セシールなどの通販サイトをネットマイルやGポイント、Jポイントなどのポイントサイト経由で利用するという記事です。
個人的にはDCカードはポイントサイト攻略には欠かせないので良いと思いますが、その通販サイト専用のカードを作るパターンはお勧めできないですね。

●1回の買い物でカード2枚分のマイルを稼ぐ奥の手

コンビニ払いのできるクレジットカードとEdyチャージでポイントがつくクレジットカードでポイントを稼ぐパターンですね。
紹介されているカードはUCSカードのEntaとKARUWAZA、オリコカードのUpty、OMCカードのJiyu!Da!ですが、UCSやUptyはポイント制度が変更になりますし、UptyはEdyで払えないですね。
また、収納代行の手数料を考えないのは片手落ちですね。
ポイント制度改定はしょうがないと思いますが、Uptyの収納代行は調査が甘いですね。

家電量販店ポイント ⇒ 提携カード決済より、もっと賢い支払い方

たとえばビックカメラやヨドバシなど家電量販店のポイントでは以下の基本的なルールがあります。

  • クレジットカードで支払うと貯まるポイントが2%ほど下がる
  • ポイントで買い物をするとポイントがつかない

したがって、陸マイラーの場合、ビックカメラやヨドバシではSuicaやEdyなどの電子マネーを利用するわけです。
今回の記事でビックカメラSuicaカードでポイントをSuicaに交換して利用することでためたポイントでポイントをつける裏ワザを紹介しています。

●元祖!ポイント交換マップ これが最新バージョンだ

外資系ホテル、ネット書店、電子マネー、百貨店、ガソリンスタンド、ポイントサイト、携帯電話、銀行・ネット証券など多岐にわたるポイント交換ルートをまとめたものです。
交換マップとは別に記事で詳しくまとめられています。
個人的にはこの記事だけでも、この号を買う価値があると思います。

●ポイントにも格差社会の波! ユーザーは「セレブ」と「下流」に

ユーザーに不利なポイントシステムの変更=改悪が続いています。

昨年までの改悪の理由はポイントシステムの不備の改修でした。
様々な企業がポイント・マイレージによるマーケティングに参入したためポイントバブルといえる状況が起こっています。
華やかなバブルの裏で、他社との提携が進んだため想定外のルートや交換レートなどの不備が発生しました。
その不備を解消するためにプログラムの改修を余儀なくされたわけです。

最近の改悪にはもうひとつの理由があります。
ポイントバブルの流れでほとんどの会社が発行ポイントを増やしました。
その発行済みポイントが現在の会社の経営を圧迫するため、全体のポイント付与率などの大規模なポイントプログラムの変更につながっています。
最近の改悪にはすべてのユーザにかかわるため「最近はポイントがたまらなくなってきた」と感じている方も多いと思います。

最近は還元するポイントの総量は増やさずに一部のロイヤルティの高い上顧客には手厚く還元する企業が増えています。
つまり、ユーザー間で獲得できるポイントに格差が発生しているわけです。
記事ではこれを「ポイント格差」と呼んでいます。

まあ、顧客の囲い込みは企業活動としては当然ですし、今までのばら撒きが”ポイントバブル”という異常な状態だったわけですね。


全体的な感想

さすがに追いきれていないのか、今回はチェックが行き届いていないところがありますね。
でも、日経トレンディはマイレージやポイントプログラムついては毎回、かなり力をいれて記事にまとめており、それなりの知識があるつもりの管理人も一目置いています。

紙で一覧できる資料で、この規模でまとまっているポイント交換ルートは貴重です。
管理人自身は記事中を眺めているだけで、ヒントになったりしています。

この内容で定価650円なら、陸マイラーなら1冊買っておいたほうが良いでしょう。
日経トレンディは書店やアマゾンでも購入できます。
今回、管理人はローソンに行ってJMBローソンパスVISAJMBローソンパスVISAの提示でローソンポイントをもらい、UCS entaで決済してみました。

マイレージ関係の本については関連記事もご覧ください。

  1. レビュー「ANAマイレージ完全攻略」―賢い「貯め方」「使い方」マル秘実践テクニック
  2. レビュー「マイレージ獲得裏術 '07」違法!?合法!?(秘)「禁じ手」大公開!!
  3. レビュー「マイレージの超達人【ANA編】改定新版」
  4. レビュー「4大マイレージ徹底比較!(2006年最新版)」
  5. レビュー「ANAカード“地上”最得活用術」
  6. レビュー「陸マイラーで行こう! らくらく貯まるマイレージ超入門」
  7. レビュー「マイレージの超達人【JAL編】」
2007年06月10日 作成

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この記事へのコメント

1. Posted by HelloM   2007年06月18日 11:40
昨日、ダイエーに行った(OMC5%引)ついでにアシーネ(ダイエー100%出資の本屋)で買いました。書籍は割引等の対象外なので、あまりメリットはありません…200円で1ポイントだけです。最近は、アシーネでは無く、大手チェーン書籍店が入っているダイエーもあるので、その場合はOMCポイントは付かないのかもしれません。私の場合は、ポイント云々より『デパート駐車場料金を無料にする為に買った図書券の消費』優先です…アシーネなら、図書券支払でもOMCポイントもらえます。
2. Posted by masa[管理人]   2007年06月29日 20:21
HelloMさん こんにちは

いろいろと割引が効く書店も多いので図書カードや図書券は使いこなすと良さそうですね。
管理人の場合、ANAマイレージ+楽天ブックなど、通販で購入することがほとんどなので、研究がたりないんですが・・

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