2007年10月26日
三井住友カード ワールドプレゼント「ポイント移行サービス」のサービス内容変更
三井住友カードからポイントサービス「ワールドプレゼント」のANAマイレージへのポイント移行レートの変更が発表されています。
管理人はANA系陸マイラー向けクレジットカードのベストチョイスは三井住友カードのANAカード(VISA・マスター)だと思いますが、ANAカードは今回のサービス内容変更では対象外です。
でも、マイ・ペイすリボ設定で年会費無料になる一般カードや、マイ・ペイすリボ+WEB明細書設定で年会費4,200円にしたゴールドカードでANAマイレージ貯めている方にはかなりの改悪といえる内容です。
BBSへの書込やコメントでも教えていただいています。いつも、ありがとうございます。
ワールドプレゼント「ポイント移行サービス」のサービス内容変更について
2008年4月16日(水)より、以下のようにワールドプレゼント「ポイント移行サービス」のサービス内容が変更になります。
現在 | 2008年4月16日(水)以降 | |
---|---|---|
交換レート | 1ポイント=10マイル | 1ポイント=3マイル |
年度内移行ポイント数上限 | 4,000ポイント | 10,000ポイント |
初回移行時の参加料 | 6,300円(含む消費税等) | 無料 |
マイル移行可能ポイント | ボーナスポイント・プレミアムポイント以外のポイント | |
移行ポイント単位 | 100ポイント以上100ポイント単位 |
ANA VISAカード/ANAマスターカードによるANAマイレージ移行は今回のサービス内容変更は対象外です。
マイ・ペイすリボに設定した三井住友カードでは利用金額1,000円毎に2ポイントですので、現在は1,000円→2ポイント→20マイル(マイレージ移行レートは2%)です。
変更後は参加料が無料になりますが、1,000円→2ポイント→6マイル(マイレージ移行レートは0.6%)と1/3以下ですね。
現在の移行レート・移行手数料および変更後の移行レートで獲得したマイルを1マイル=1円として損益分岐点を計算すると、年間の利用額累計が45万円以内の方は変更後の移行レートの方が得になる計算ですが、そもそも年間45万円(毎月3.75万円)程度しかカードを使わない方ならマイレージには移行しないかもしれません。
ちなみに、ワールドプレゼントポイントをギフト券や他のポイントへ移行する場合の交換率の方は変更ありません。
マイレージ以外のおすすめポイント移行先
- VISAギフトカード ワールドプレゼント1,000ポイント=ギフトカード5,000円分
- 楽天スーパーポイント ワールドプレゼント1ポイント=楽天スーパーポイント
- ティーポイント ワールドプレゼント1ポイント=ティーポイント5ポイント
- Edyギフト ワールドプレゼント1ポイント=5円分のEdy(手数料として1回のポイント移行に30円分のEdyが減算される)
ワールドポイントの移行レートからクレジットカード会社からみたマイル価値を推測すると以下の様になります。
現行のレートではワールドプレゼント1ポイント=5円=10マイル:1マイル≒0.50円
変更後のレートはワールドプレゼント1ポイント=5円= 3マイル:1マイル≒1.67円
航空会社から購入するマイルの値段はクレジットカード会社によって違うそうですが、1マイル=3〜4円といわれています。
三井住友カードだけでなくマイレージ移行レートを落とすかわりにマイル移行手数料を無料にするポイント制度変更が増えています。
最近のマイレージブームで予想外にマイルの購入量が増えたことも原因の1つでしょうが、貸金業規制法の改正や過払い返還請求で利益が減ったクレジットカード会社がマイルにかかる費用を見直しているのかもしれません。
いずれにせよ、年間45万円以上使う陸マイラーなら2008年4月以降はANAカードに切り替えた方が良さそうですね。
今回のサービス変更の詳細についてはこちら↓をどうぞ
公式サイト:ワールドプレゼント「ポイント移行サービス」のサービス内容変更について