2007年11月11日
重要「クレジットカードからのEdyチャージに関するお知らせ」
電子マネー「Edy(エディ)」公式ページに11/7より「クレジットカードからのEdyチャージに関するお知らせ」という告知がされています。
一見するとクレジットカードでのEdyチャージの集計方法がかわるだけなのですが、陸マイラーにとってはある条件がそろうと致命的な問題が発生しますのでご注意ください。
この件、メイルで速報いただいています。山本さん、ありがとうございます。
■クレジットカードからのEdyチャージに関するお知らせ
この度、かねてよりご要望の多かったカード会社からの請求期間が、一般的な店舗におけるクレジットカードでのショッピングと同じ請求期間になりますので、下記のとおりご連絡いたします。これまで請求期間に時間がかかりお客様にはご迷惑をおかけいたしておりましたが、2007年11月よりご要望にお応えできるようになりました。
つきましては、変更期間前後1ヶ月間のEdyチャージご利用の請求日が、これまでの時間がかかる請求と早まる請求が混在する可能がありますので、ご注意ください。尚、この期間のEdyチャージご利用分の請求日については、ご利用のクレジットカード会社へご確認ください。
何卒、ご理解の程お願い申し上げます。
1.変更日時 2007年11月21日(水) 午前7時00分〜
2.Edyチャージご利用期間と一般的な請求日
Edyチャージご利用期間 銀行系カードの請求日 流通系・信販系カードの請求日 11/1〜11/15 1/10頃 12/27頃 11/16〜11/30 1/10頃 12/27頃、又は1/27頃 12/1〜12/15 1/10頃 1/27頃 12/16〜12/31 2/10頃 1/27頃 ※この期間のEdyチャージご利用分の詳細な請求日は、ご利用のクレジットカード会社へご確認ください。
Edy公式サイト:クレジットカードからのEdyチャージに関するお知らせより
変更の要点
この件、Edy救急ダイヤルに電話で確認してみました。
現在、クレジットカードからのチャージ利用のデータは、月2回(15日締めと末日締め)集計し、10日程度でクレジットカード会社に送信されています。
つまり、1〜15日にチャージした分は25日前後に16日〜月末にチャージした分は10日前後にクレジットカード会社に送信されているわけです。
11月21日以降の変更後はショッピングと同様にEdyチャージ後すぐにクレジットカード会社に送信されるようになるそうです。
公式サイトには銀行系カードと流通系・信販系カードの2つに分けて書かれていますが、Edy救急ダイヤルのオペレーターさんに確認したところ、実際にはクレジットカード会社の締め日の関係で請求が異なる模様。
例えば、流通系のOMCカードは月末締め、信販系のNICOSカードの場合は5日締めです。
どちらも27日払いですから現時点では前月後半の請求は翌月27日の支払いとなるわけです。
変更後は16日〜月末にチャージした分も翌月27日の請求になります。
銀行系カードというのはVJAグループの一部で10日請求のクレジットカードだそうですが、どうやらビットワレット側で詳細を確認してはいないようです。
三井住友カードも10日請求にできますが「この期間のEdyチャージご利用分の詳細な請求日は、ご利用のクレジットカード会社へご確認ください」ということですね。
この変更では今まではEdyチャージ後、2ヶ月間利用枠がふさがっていたのが、1ヶ月で支払い完了となります。
例えば、20万円の利用枠では、20万円のEdyチャージをしてしまうと支払いが終わる2ヶ月後までは何も決済できなくなります。
でも変更後は毎月の支払い日をすぎれば20万円づつチャージできるようになるわけですね。
利用枠の少ないカードでも有効に使えるようになるのは陸マイラーにとってはうれしい変更です。
致命的な問題とは
10月16日〜10月末にチャージした分と11月1日〜11月末にチャージした分は12月27日の請求です。
つまり、12月27日の請求で2ヶ月分のEdyチャージ代金を1度に支払わなければならない可能性があります。
am/pmやサークルK・サンクス、ポプラではEdyの利用制限枚数が5枚までとされています。
最大25万円以上を代行収納したい場合は、Edyと現金との併用払いになります。
でも、コンビニにはもう1つの金額制限があります。
社団法人日本フランチャイズチェーン協会では、以下の観点より2007年から30万円を越える料金収納サービスの取り扱いを終了しています。
1.コンビニエンスストアにおける防犯上のリスク軽減・トラブルの回避
2.公金収納代行業務の安定的実施
したがって、2ヶ月分で30万円を超えた場合コンビニでの収納代行自体ができなくなるわけです。
心当たりのある方は30万円以内になるようにうまく調整する必要がありますね。