2008年01月23日

国民年金保険料がクレジットカードで支払可能に

5,000万件に上る年金記録未統合が公表され、記録漏れの可能性が高い人を優先して「ねんきん特別便」が送られています。
この書類を見ても自分の年金記録漏れに気づかない事例が多発しているため、「ねんきん特別便」の内容を全面的に見直し、送付済みの約70万通はすべて送り直すことが決まったようです。
日経ネット:ねんきん特別便、70万通を再送付・厚労相方針

記録未統合の5,000万件というのもかなり大きな数字ですが、「ねんきん特別便」の送付対象も現時点で100万通だそうです。
対象が大きくなるのは、国民年金は日本国内に住所のある20歳以上60歳未満のすべての人が強制加入し、老齢・障害・死亡の保険事故の際に「基礎年金」を支給する全国民共通の年金だからですね。
国民年金は第1号被保険者、第2号被保険者、第3号被保険者の三つに分類され、状態によっていずれかに加入することになります。

第1号被保険者
農業・漁業・商業・工業等の自営業者や自由業、学生などが該当する
毎月定額の保険料を自分で納付する必要がある
第2号被保険者
厚生年金保険の加入者や共済組合の組合員・加入者などが該当する
加入する厚生年金や共済年金から拠出金が国民年金に出され、それが保険料とみなされる
第3号被保険者
第2号被保険者の被扶養配偶者(年収130万円未満で配偶者の加入する健康保険で扶養家族となっている人)
届出をすると配偶者の加入する厚生年金や共済年金から拠出金が出され、保険料を納付したとみなされる

記録が消えた原因は、社会保険庁や地方自治体職員の年金保険料横領など論外ともいえるものもありますが、その他にも以下の2つが原因としてあげられます。

  1. 年金記録の電子記録化
    カタカナで入力したため名前の読み違いが起こり、別人として認識されたため記録が消えてしまっている。
  2. 基礎年金番号導入
    1997年に基礎年金番号が導入されるまでは厚生年金と国民年金は別々の番号で管理されていた。
    両制度を行き来していた人は2つの番号を持っていたが、番号を総合しなかった場合は記録が消えることになる。

つまり「結婚や離婚した人」「読み間違いの多い名前の人」「就職や転職した人」「引越した人」は年金記録が消えている可能性があるわけです。
「ねんきん特別便」が届いた方はもちろんですが、そうでない方も以下のページなどで1度は自分の年金個人情報を確認しておいた方が良さそうです。
社会保険庁:年金個人情報提供サービス


保険料を自分で払う必要がある人

自営業者や自由業、20歳を超えた学生さんは保険料を自分で払う必要があります。
一つの会社に継続して勤めるサラリーマンの場合はほとんど関係ない話です。
でも、独立して自営業になった場合や退職、転職してつぎの勤務先が決まるまでは保険料を自分で納める必要があります。
厚生年金などでは給与から天引きされますが、国民年金は自分で払うわけです。
うっかり忘れていると、もらえる年金が少なくなりますし、期間が足りない場合、受給資格自体が無くなりますから注意しましょう。

国民年金は銀行等での口座振替が可能です。
口座振替なら、うっかり忘れたりするミスもありませんし、金融機関側で記録が残るの安心です。
何より口座振替で1年分の保険料を前納すると割引額が550円アップするのも魅力です。
(1年分を現金で前納すると「3,000円」の割引のみ)

しかし、陸マイラーの場合、国民年金はam/pmサークルKサンクスなどのコンビニでEdy払いするのが常識でした。
国民年金はクレジットカードで直接はらうことはできませんが、クレジットカードからEdyにチャージし支払った場合、間接的にクレジットカードのポイントを貯めることができたからです。

そんな、陸マイラーの一手間は今年から必要なくなります。
3月から国民年金保険料のクレジットカード払いが可能になるからです。



国民年金保険料 カード納付開始

過去に新聞などでに取り上げられていますが、1月17日に社会保険庁から取扱いの開始が正式に発表されています。
社会保険庁:国民年金保険料 クレジットカードによるお支払いについて(PDFファイル)

事前に申込用紙を提出して以後は定期的にクレジットカード経由で支払うパターンです。
過去の未払い分については対象外だそうで、概要は以下の通りになっています。

申込み受付
平成20年2月1日から
取扱い開始
平成20年3月分保険料から
支払い方法
毎月支払い →毎月の保険料を当月末に支払い。割引なし
1年分支払い(前納) →4月から翌年3月分までの保険料をまとめて4月末に支払い。1年分現金前納と同額の割引
半年分支払い(前納) →4月から9月分までを4月末に、10月から翌年3月までを10月末に支払う。半年分現金前納と同額の割引
支対象となる保険料等
「定額保険料」及び「付加保険料込みの定額保険料」(保険料の一部が免除されている場合は利用できない)
クレジットカード支払いは、口座振替割引が適用されない
カード会社への支払回数は1回払いのみ(分割払いやリボ払い等は利用できない)

詳細は↓こちらでご確認ください。
社会保険庁:国民年金保険料 クレジットカードによるお支払いについて(PDFファイル)


陸マイラー的に国民年金の前納割引を考える

1年度分の前納の場合「3,000円」の割引になります。
口座振替で前納すると割引額が「550円」アップして「3,550円」の割引となるわけです。

6か月前納の場合は「690円」の割引(年間割引額「1,380円」(690円×2回))。
口座振替で前納すると割引額が「270円」アップして「960円」の割引です(年間割引額「1,920円」(960円×2回))。

口座振替の場合は月々の保険料を当月保険料を当月末引落しで納付すると年間600円(月額50円)の割引となる早割という割引制度もあります。

平成19年度の1年分保険料169,200円を各パターンで払った場合の割引金額と獲得マイルを表にまとめてみたいと思います。

支払い方法 口座振替払い クレジット払い
毎月 早割 半年分 1年分 毎月 半年分 1年分
合計金額 169,200円 168,300円 167,280円 165,650円 169,200円 167,820円 166,200円
割引金額 0円 900円 1,920円 3,550円 0円 1,380円 3,000円
獲得マイル 0マイル 1,692マイル 1,678マイル 1,662マイル

今回は三井住友カードのマイ・ペイすリボがポイント2倍にならなくなることからクレジットカード払いの100円=1マイルと控えめに試算しました。
1年分の前納で口座振替550円に対し、クレジットカード払いなら獲得マイルが1,662マイルとなります。
やはりクレジットカード払いの方が有利ですね。

クレジットカードで支払うためには「国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申込書」必要事項を記入し、お近くの社会保険事務所に提出する必要があります。
申込用紙は社会保険事務所にありますが、電話すれば郵送してもらえますし、ダウンロードで入手(PDFファイル)することも可能です。

前納での申込は期間が決まっています。
受付は2月1日からですが、2月末日までに申し込めば初めから前納割引対象となります。
国民年金保険料を支払っている陸マイラーなら、忘れずに申し込んでおいた方が良さそうですね。

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2008年01月23日 修正

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この記事へのコメント

1. Posted by ひろし   2008年01月23日 21:50
私も国民年金の保険料をクレジットカードで払おうと思っています。
ところで、ここに書かれている保険料は平成19年度の(平成20年3月分まで)ものですね。平成20年度(平成20年4月分から)が据え置きだと有り難いですが、やはり上がるんでしょうね。
2. Posted by masa[管理人]   2008年01月27日 17:54
ひろしサン こんにちは

誤記(平成20年→19年)のご指摘ありがとうございます。

国民年金の保険料は平成17年度から毎年度280円づつ引き上げられているようです。
(平成29年度以降の保険料は月額16,900円に固定)

なお実際の金額は物価や賃金の伸びによって決まるようですが、結局上がるのは間違いないんですね。

これからもよろしくお願いいたします。

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