2008年10月03日
ANA VISAカード/マスターカード(一般)
管理人は陸マイラー初心者にはカードを1枚に絞って支払いをまとめることをお勧めしています。
ANAマイレージを中心に貯めたい陸マイラー初心者のあなたに、管理人がお奨めのカードを1枚選ぶなら、これまでは三井住友カード発行のANA VISAカード/マスターカードでした。
三井住友カードは「Edy」と「モバイルSuica」チャージがポイント付与対象外、マイレージの移行レート変更、移行手数料改定と改悪が続きましたが、マイ・ペイすリボのポイント2倍も4/15利用分で1度廃止となりました。
廃止後に余りに利用が減ったためか2008年8月支払い分よりワールドプレゼントのポイントが2倍となる新制度が始まっています。
「マイ・ペイすリボ」の新ポイントサービスに関するお知らせ
カードご利用代金1千円ごとに通常のワールドプレゼントのポイントを1ポイント付与に加え、リボ払い手数料のご請求がある月(※)のカードご利用代金について、通常のワールドプレゼントのポイントと同額分のボーナスポイントを付与。
なお、ボーナスポイントは通常のワールドプレゼントのポイント同様、景品交換や他のポイントプログラムへの移行にご利用いただけますが、ANAマイレージへは移行できません。(※)新規にカードをご利用の場合、リボ払い手数料のご請求がある2回目以降のお支払い月に本サービスによるボーナスポイントを付与させていただきます。
三井住友カード>「マイ・ペイすリボ」の新ポイントサービスに関するお知らせより
(初回のお支払い月はリボ払い手数料のご請求はいたしませんので、本サービスによるボーナスポイントの付与はございません。)
「ボーナスポイントが直接ANAマイレージに移行できない」「リボ手数料が請求されない月はポイント2倍にならない」ということで旧サービスほどの破壊力はありませんが、リボ手数料が1円以上請求されるように繰り上げ返済してしまえば、還元率を減らさずにボーナスポイントのみを獲得できるわけです。
例えば三井住友カードWebサービスVpassでリボ払いの臨時増額申込し千円単位で繰り上げ返済した場合、最小の残金80円だとリボ手数料1円、最大の残金1,079円でもリボ手数料13円となります。
この新ポイントサービスを入れて、再度、クレジットカード比較基準で評価しなおしたいと思います。
ANA VISAカード/マスターカードにはワイドゴールドカードやワイドカードなどの上級カードもありますが、陸マイラー的にはカード年会費に見合った優位性がないため、一般カードのみ取り上げます。
三井住友カードは、何故かWebサイトの表記では三井住友VISAカードですが、マスターカードも同じ条件で発行されます。
マスターカードを隠したいという意図があるんでしょうか?
ANA VISAカード/マスターカードの特長
ANA VISAカード/マスターカードの年会費は2,100円、家族会員は年会費1,050円、マイル移行年会費(年間2,100円)も提携のカードの中ではかなり安くなっています。
このカードにはマイ・ペイすリボという支払い方法があります。
マイ・ペイすリボに設定して、年間に1度でも利用があれば、本人の年会費が1,076円、家族の年会費は498円と割引になります。
通常、リボ払いは残高に応じて利息が付きますが、マイ・ペイすリボの場合、あらかじめ最低支払金額を大きくしておけば全額一括で支払うことができ金利手数料がかかりません。
また、リボ払い手数料の請求がある月は通常ポイントと同数のボーナスポイントも貰えます。
リボルビング払いには抵抗のある方も多いでしょうが、お勧めです。
ポイントプログラム
三井住友カードのポイントプログラムはワールドプレゼントという名称です。
カードの利用金額の合計1,000円ごとに1ポイントためることができます。
三井住友カードの場合、通常のカードの航空マイル移行は1ポイント=3マイル(マイル還元率:0.3%)ですが、ANA VISAカード/マスターカードは以下の2コースになります。
| ●10マイルコース | 1ポイント=10マイル(移行手数料6,300円<税込/年間>) |
| ●5マイルコース | 1ポイント=5マイル (移行手数料無料) |
10マイルコースを選んだ場合、1,000円=1ポイント=10マイルとなり、マイル還元率は1%です。
10マイルコースの移行手数料は年間6,300円ですが、2008年度の移行手数料キャッシュバックキャンペーンで実質2,100円です。
移行手数料無料の5マイルコースでは1,000円=1ポイント=5マイルですのでマイル還元率は0.5%となります。
関連記事:三井住友カード ANAカードのポイント移行サービス変更
ボーナスポイント
マイ・ペイすリボ設定のリボ払い手数料の請求がある月のボーナスポイント以外に、前年の利用金額によって通常のポイント以外にマイルに移行できないボーナスポイントもたまります。
たとえば、前年度の利用金額が100万円以上の場合、Grade-One+というクラスとして扱われ、本年度の利用金額が50万円を越えた時点で150ポイント、さらに10万円利用ごとに30ポイントずつボーナスポイントが加算されます。
加算されたポイントは1ポイント3円としてカードの利用金額から減額するか、1,000ポイントたまった時点で5,000円のVISAギフトカードに交換することができます。
またTポイントを経由すれば1ポイント2.5マイルのレートでANAマイレージへ移行可能です。
Grade-One+で年間120万円使った場合、ボーナスポイントは360ポイント(=900マイル)、ギフトカード換算で1,800円分(100円=0.15円分)たまります。
クラスごとのボーナスポイントを表にまとめておきます。
| 前年度の利用額 | クラス | ボーナスポイント |
|---|---|---|
| 50万円以上100万円まで | Grade-One | 50万円で100P 以降10万円毎に20P |
| 100万円以上 | Grade-One+ | 50万円で150P 以降10万円毎に30P |
ANAマイレージクラブ ショッピングアルファ対象
ANAカード会員だけの特典「ショッピングアルファ」も魅力です。
対象店舗でANAカードで支払うだけで100円の支払いにつき+1マイルたまります。
ショッピングアルファには高島屋や松坂屋などの小売店やENEOSや出光などのガソリンスタンドもありますので無理しなくても月数万円は対象になるのではないでしょうか?
利用可能な電子マネー
このカードはEdyを搭載しており、搭載しているEdyにもその他のカード型・おサイフケータイにもEdyチャージは可能ですが、チャージはポイント付与の対象外です。
同じくSuicaチャージやPasmo乗りようでもポイントはつきません。
純粋な電子マネーではありませんが、NTTドコモのおサイフケータイならサインレスのクレジット決済システムiD(アイディ)が利用可能です。
サービス開始当初のiDは東京都心部でしか使えないイメージでしたが、かなり加盟店が増やしてきているようです。
たとえば、コンビニエンスストアだとam/pm、ローソン、ファミリーマート、サークルK・サンクス、ココストア、ホットスパー及びエブリワンが全店舗で導入済みですから、普段使いでは特に問題ないかもしれませんね。
マイル換算率
クレジットカード比較基準にあわせて
月10万円程度の決済(年間120万円)のモデルケースで10マイルコースのマイル換算率を試算してみると以下のようになります。
マイ・ペイすリボの金利負担なし
| 項目 | 利用金額 | 獲得マイル | マイル換算率 |
|---|---|---|---|
| 通常 | 96万円 | 9,600マイル | 100円=1マイル |
| ショッピングアルファ | 24万円 | 4,800マイル | 100円=2マイル |
| Grade-One+ボーナスポイント | 360ポイント | 900マイル | |
| 合計 | 120万円 | 15,300マイル | 100円=1.28マイル |
マイ・ペイすリボの金利負担あり
| 項目 | 利用金額 | 獲得マイル | マイル換算率 |
|---|---|---|---|
| 通常 | 96万円 | 9,600マイル | 100円=1マイル |
| ショッピングアルファ | 24万円 | 4,800マイル | 100円=2マイル |
| Grade-One+ボーナスポイント | 360ポイント | 900マイル | |
| リボ ボーナスポイント | 1,200ポイント | 3,000マイル | |
| 合計 | 120万円 | 18,300マイル | 100円=1.53マイル |
補償サービス
カードについている補償サービスを保険料に換算します。
ANA VISAカード/マスターカードの一般カードは旅行障害補償が少ないという弱点があります。
特に、国内の旅行に関しては国内航空傷害補償が最大1,000万円かかっているだけです。
年会費無料のクレジットカードで国内旅行傷害補償があるものと併用するのが良さそうです。
| 項目 | 補償金額 | 保険料換算 |
|---|---|---|
| 死亡・後遺障害保障 | 1,000万円 | 500円 |
| 傷害治療費用保障 | なし | 0円 |
| 疾病治療費用保障 | なし | 0円 |
| 賠償責任保障 | なし | 0円 |
| 救援者費用保障 | なし | 0円 |
| 携行品損害保障 | なし | 0円 |
| 合計 | 500円 | |
ANA VISAカード/マスターカードの陸マイラー指数
以上の項目から10マイルコースでマイ・ペイすリボ設定し年間120万円の決済した場合の陸マイラー指数を計算します。
ポイントなどの条件はVISAカード/マスターカードで違いがありませんので表の方はまとめて記載しておきます。
マイ・ペイすリボの手数料負担なし
| カード種別 | ANA一般カード 初年度 |
ANA一般カード 次年度以降 |
||
|---|---|---|---|---|
| 年会費(本人) | 初年度無料 | 0 | 1,076円 | -1,076 |
| 年会費(家族) | 初年度無料 | 0 | 498円 | -498 |
| マイレージ 移行会費 |
6,300円 | -6,300 | 6,300円 | -6,300 |
| マイレージ 移行手数料 |
無料 | 0 | 無料 | 0 |
| マイル換算 | 100円=1.20マイル | 14,400 | 100円=1.28マイル | 15,300 |
| マイル換算単位 | 1,000円 -1.20×5×12 |
-72 | 1,000円 -1.28×5×12 |
-77 |
| 年間移行上限 | なし | 0 | なし | 0 |
| 各種補償 | 海外旅行補償 | 500 | 海外旅行補償 | 500 |
| 入会・継続 ボーナス |
入会ボーナス | 1,000 | 継続ボーナス | 1,000 |
| 陸マイラー指数 | 9,528 | 8,849 | ||
マイ・ペイすリボの手数料負担あり
| カード種別 | ANA一般カード 初年度 |
ANA一般カード 次年度以降 |
||
|---|---|---|---|---|
| 年会費(本人) | 初年度無料 | 0 | 1,076円 | -1,076 |
| 年会費(家族) | 初年度無料 | 0 | 498円 | -498 |
| マイレージ 移行会費 |
6,300円 | -6,300 | 6,300円 | -6,300 |
| マイレージ 移行手数料 |
無料 | 0 | 無料 | 0 |
| マイル換算 | 100円=1.45マイル | 17,400 | 100円=1.53マイル | 18,300 |
| マイル換算単位 | 1,000円 -1.45×5×12 |
-87 | 1,000円 -1.53×5×12 |
-92 |
| リボ手数料 | 1〜13円 -7×12 |
-84 | 1〜13円 -7×12 |
-84 |
| 年間移行上限 | なし | 0 | なし | 0 |
| 各種補償 | 海外旅行補償 | 500 | 海外旅行補償 | 500 |
| 入会・継続 ボーナス |
入会ボーナス | 1,000 | 継続ボーナス | 1,000 |
| 陸マイラー指数 | 12,429 | 11,750 | ||
ANAカードの通常年会費は2,100円ですが、マイ・ペイすにしておけば1,076円に割引になります。
年会費1,076円をはらえば毎年1,000マイルもらえるわけです。
管理人の場合、ANAカードはカード継続ボーナスマイルのために維持しています。
2008年09月27日 修正



