2010年05月04日

ユナイテッド・コンチネンタル、合併正式発表 世界最大の航空会社誕生へ

アメリカの航空会社であるユナイテッド航空とコンチネンタル航空の年内合併が合意となりました。
合併後は現在、全世界の旅客輸送実績が一位であるデルタ航空を抜き、世界最大の航空会社となります。

合併:UALとコンチネンタル正式発表

航空業界世界4位のユナイテッド航空(UA)の持ち株会社UALと同5位のコンチネンタル航空は3日、合併することで合意したと発表した。
両社は「年内には統合手続きを完了する」としており、独占禁止当局の承認を得て合併が実現すれば、最大手のデルタ航空を抜き、世界最大の航空会社が誕生する。

 米航空業界は燃料コスト上昇や景気低迷による利用客減などで、大手4社が10年1〜3月期にそろって赤字決算となるなど厳しい経営が続いている。
08年のデルタ航空とノースウエスト航空に続く大型合併で、さらに業界再編が進む可能性もある。

 合併の決まった新会社名は「ユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングス」とし、運航航空会社は「ユナイテッド航空」の名称を存続させる。

毎日新聞>合併:UALとコンチネンタル正式発表より

ユナイテッド航空とコンチネンタル航空の合併は、同じアメリカの航空会社でありながら、路線の重複が少ないため、メリットは大きいと思われます。
ユナイテッ航空のハブ空港はシカゴ、ワシントン、ロサンゼルス、サンフランシスコですが、コンチネンタルはシューすとんとニューヨークがハブ空港であるため、アメリカ内の路線での重複が少ないわけです。
また、、国際線でも、アジア路線に強いユナイテッドと中南米・欧州が主力のコンチネンタルでは補完関係となります。 ちなみに日本路線でも路線の重複がありませんでした。

両社の合併は以前より効果が大きいと言われていました。
2008年春頃に進めていた交渉が一度決裂しています。
その後の世界経済危機で両社とも経営が悪化したため、経営効率化をねらい、合併の交渉が一気に進んだようです。

アメリカの航空会社は価格競争に加え、景気回復の遅れによる利用客の伸び悩みや、原油高に伴う燃料コストの上昇にさらされ、赤字経営が続いています。
2008年10月のデルタ、ノースウエスト航空統合に続く大型合併ですが、業界では、両社はすでに同じ航空連合のスターアライアンスに加盟しているため、提携効果はかなり進んでいるという見方もあります。
合併の過程におけるサービスの低下や苦情の増加はデルタとノースウエストの例でも指摘されています。
航空会社の相次ぐ合併や再編では効率化を理由とした路線削減や値上げの可能性もあり、今後の各社の動きにも注目したいところです。

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2010年05月04日 作成

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