2010年12月14日
ANA 燃油サーチャージを引き上げ 2月から3月末まではJALより割高に
燃油サーチャージは、ジェット燃料市況に連動する形であらかじめ決めた算定基準に沿ってあらかじめ決めた期間ごとに見直す仕組みです。
燃油サーチャージはANAは2カ月ごと、JALは3ヶ月ごとに見直しています。
12/13にANAが2月~3月末発券分までの燃油サーチャージを発表しました。
燃油サーチャージは、市況価格が1カ月間平均して1バレル当たり60ドルを上回った場合に適用されるルールになっており、10月~11月の平均燃油価格が大幅アップしましたので、ANAの燃油サーチャージは最大3,500円に引き上げられます。
JALは1から3月分の据え置きを決定済みですので2から3月末の2カ月間は、ANAがJALより割高になります。
JAL>国際線「燃油特別付加運賃」「航空保険特別料金」のご案内
ANA>燃油特別付加運賃 / 航空保険特別料金について
1月末までと2月から3月末までの燃油サーチャージ
JALとANAの1月末までと2月から3月末までの燃油サーチャージをまとめます。
1人1区間片道当たりの国際線運賃です。
| 路線 | 1月末発券まで | |
|---|---|---|
| JAL | ANA | |
| 日本=ブラジル | 13,500円 | 路線無 |
| 日本=欧州・北米・中東 | 10,500円 | 10,500円 |
| 日本=オセアニア | 10,500円 | 路線無 |
| 日本=ハワイ・インド・インドネシア | 6,000円 | 6,000円 |
| 日本=タイ・シンガポール・マレーシア | 4,500円 | 4,500円 |
| 日本=ベトナム | 3,000円 | 3,000円 |
| 日本=サイパン | 路線無 | 3,000円 |
| 日本=グアム | 3,000円 | 3,000円 |
| 日本=フィリピン(JALのみ) | 3,000円 | 路線無 |
| 日本=香港・中国・台湾 | 2,500円 | 2,500円 |
| 日本=韓国 | 500円 | 500円 |
| 路線 | 2~3月末発券まで | |
|---|---|---|
| JAL | ANA | |
| 日本=ブラジル | 13,500円 | 路線無 |
| 日本=欧州・北米・中東 | 10,500円 | 14,000円 |
| 日本=オセアニア | 10,500円 | 路線無 |
| 日本=ハワイ・インド・インドネシア | 6,000円 | 8,500円 |
| 日本=タイ・シンガポール・マレーシア | 4,500円 | 6,500円 |
| 日本=ベトナム | 3,000円 | 4,000円 |
| 日本=サイパン | 路線無 | 4,000円 |
| 日本=グアム | 3,000円 | 4,000円 |
| 日本=フィリピン(JALのみ) | 3,000円 | 路線無 |
| 日本=香港・中国・台湾 | 2,500円 | 3,500円 |
| 日本=韓国 | 500円 | 1,000円 |
陸マイラーがJALやANAのマイレージで無料の特典航空券を発券した場合でも、パッケージツアーや悟空やエコ割などの割引運賃で国際線の航空券を発券した場合でも、「燃油サーチャージ」(燃油特別付加運賃)が追加で必要となります。
2月から3月末ANAでのフライトを予定されている方は1月末までに発券すると良いでしょう。
燃油サーチャージとは
燃油サーチャージとは国際線の航空券にかかって来るサーチャージ(Surcharge・割増料)の事です。
その額は下記のような手順で決められています。
- 燃油サーチャージ額は、一定間隔で見直し(JALは3ヶ月間、ANAは2ヶ月間固定)
- 燃油価格の変動により、その都度燃油サーチャージ額の変更は行われない
※ただし、関係国政府に変更申請を行い、認可される場合もある。 - 燃油サーチャージ額の改訂基準となる燃油価格は、JALは改定時点での直近3ヶ月間、ANAは2ヶ月間のシンガポールケロシン市況価格の平均を用い、別紙基準(ANA・JAL)で決定する。
- シンガポールケロシン市況価格が平均して1バレル当たり60アメリカドルを下回った場合には廃止となる
燃油価格については、米国エネルギー省ホームページにて公表しています。
Spot Prices for Crude Oil and Petroleum Productsの「Kerosene-Type Jet Fuel」の「Singapore」欄参照。
ただし、ページ上の表示単位は1ガロン当たり米セントなので表示額に0.42を乗じて1バレル当たりの米ドル額に換算する必要があります。
今回のまとめ
ということで、今回もまとめてみたいと思います。
- ANAの2から3月末発券分燃油サーチャージは最大3,500円引き上げられる
- 1月末まではANA・JAL共に同額
- 2月から3月末の2カ月間は、ANAがJALより割高になる
- 2月から3月末にANAでのフライトを予定されている方は1月末までに発券すると吉


